バーン・アフター・リーディング2009年05月04日 15時41分30秒

昨日梅田で観てきました。
ぼんやり観てると「へっ?」あるいは「で?」で終わってしまいそうですが、コーエン兄弟らしく細やかに馬鹿らしさを拾い上げて丁寧に紡いである映画だと思います。それなりの制作費もかけてメジャー色ぷんぷんなのに、細かすぎて伝わりにくい何とかを大まじめにやっているような感じで、ある意味非常に贅沢な作りといえるのかもしれませんね。それぞれのキャラはさすがに切れていて、ストーリーの流れに緩慢さや雑味もありません。
もちろん僕は嫌いではないですけど、普通の人にいったいどう伝わるんだろうと思うと、少し不安というか怖くなります。まあDVDが出たらまた見直してみたいと思います。
それではまた、秋に公開予定の次回作を楽しみに待つことにしましょう。

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