銭ゲバ ― 2009年04月25日 18時58分28秒
TVの録画ファイルを整理していたら、先月で放送が終了した日テレの「銭ゲバ」最終回が残っていたのでまた観てしまいました。最近ほとんどTVドラマは観ませんけど、たまたま一回目か二回目の放送を観て以来何とはなしに結構観ちゃいました。
一応原作(ジョージ秋山、1970年、少年サンデー)は読んだことがあるんですが、内容はほとんど覚えていませんでした。ただあのインパクトのある画が妙にクリアに蘇ってきて、果たしてどんなドラマになっているのか結構興味はありました。
結局ドラマとして数字はあまり取れなかったようですけど、決して内容は悪くないと思いました。空気感は少し時代を感じさせますけど現代にも通ずる普遍的で十分にインパクトのあるテーマですし、現代だからこそ切実に伝わる部分もあったと思います。
そしてこの最終回は白眉でしたね。風太郎が死を目前にして見る短い夢の中で繰り広げられる、ひょっとしたら生きることになったかもしれないもう一つの光に満ちた人生。金を渇望しながら愛に絶望し死を選んだこの闇に覆われた人生とはあまりにも違うその世界は、しかし風太郎を本当に幸福にしてくれるものだったのでしょうか。それは誰にもわかりません。
今日ファイルは削除しますけど、時々思い出してみたいと思います。
一応原作(ジョージ秋山、1970年、少年サンデー)は読んだことがあるんですが、内容はほとんど覚えていませんでした。ただあのインパクトのある画が妙にクリアに蘇ってきて、果たしてどんなドラマになっているのか結構興味はありました。
結局ドラマとして数字はあまり取れなかったようですけど、決して内容は悪くないと思いました。空気感は少し時代を感じさせますけど現代にも通ずる普遍的で十分にインパクトのあるテーマですし、現代だからこそ切実に伝わる部分もあったと思います。
そしてこの最終回は白眉でしたね。風太郎が死を目前にして見る短い夢の中で繰り広げられる、ひょっとしたら生きることになったかもしれないもう一つの光に満ちた人生。金を渇望しながら愛に絶望し死を選んだこの闇に覆われた人生とはあまりにも違うその世界は、しかし風太郎を本当に幸福にしてくれるものだったのでしょうか。それは誰にもわかりません。
今日ファイルは削除しますけど、時々思い出してみたいと思います。
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